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能登丼を食べ終えたあと、すぐ近くにある<重蔵神社>を散策。

重蔵神社

狛犬・阿形

えっへん。

狛犬・吽形

おっほん。
って感じにえらく姿勢のよい<狛犬>

すいぶん広そうな神社なのに<鳥居>がないなぁと思ってたら、狛犬と境内までの間の駐車場の脇に寝転がってる鳥居らしきものを見つける。

鳥居1

鳥居2

どうやら2007年の能登半島地震のときに倒壊したみたい。
結構大きくて立派だったんじゃないかな。
早く再建されるといいけど。

境内に入って<手水舎>

手水舎

2頭の龍が水盤からぬっと顔を出してるってのは珍しいと思うんだけど。
おまけに鼻と頭の角で柄杓を支えているという・・・・・。
確かに柄杓を置く場所はないけれども、これでいいのか????

手水舎の右となりに<要石>なるものが。

要石

要石というのは、地震を鎮めている霊石のこと。
茨城県鹿嶋市の<鹿島神宮>と千葉県香取市<香取神宮>にある2つの要石が有名で、地上に見えてる部分はほんの少しで、地中深く伸びた石は、暴れる大なまずを押さえているのだとか。
ちなみに、鹿島神宮の要石は大なまずの頭、香取神宮の要石は大なまずの尾をおさえてるらしい。

で、この重蔵神社の<要石>なんだけど、どう見ても地中深く埋まってる巨石って感じじゃないし、地震の後で祀られたわけでもなさそうな・・・・・。
多少疑問は残るものの、大きい地震が今後起きないよう<要石>にはがんばってもらわないとね。

要石の向かい側に<拝殿>

社殿

そしてやっぱりここにも<ゾウ>。

ゾウ

やけにおめめぱっちりのゾウだなぁ。
私としては、ニヘラって目のゾウが好きなんだけど。
こういう横に通っている柱(頭貫)の飛び出している部分の端っこにある彫刻のことを<木鼻(きばな)というらしい。
鎌倉時代にはいってから作られるようになった様式で、種類としては<獅子鼻><龍鼻><獏鼻><鳥鼻><植物花>なんかがあるみたいなんだけど、私の目はなぜか<象鼻>にしか反応しない・・・・。
でも象と獏の区別は微妙かも・・・・とちょっと不安になる。

境内

広い境内には<子安社><稲荷社><天満宮><白山社><秋葉社><金比羅社>とたくさんの境内社がある。

そんな中、<稲荷社>前にいた<狛犬>

稲荷社の狛犬

猫が獲物を狙っておしりをふりふりするときのカッコだ。
こういう形の狛犬は初めて見たと思うんだけど、「出雲構え」というらしい。
島根県宍道町来待地区から採れる来待石(出雲石)で作られた「かまえ」のポーズをした狛犬ってことみたいで、江戸時代ころから北前船で運ばれたことから日本海沿岸でよく見られるのだとか。
なんだかかわいらしい狛犬だ。

狛犬と拝殿

この神社は珍しいものがいろいろあったな。


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